永遠の宝物
彼は何を言っているの?

短い時間だったけど

すごく長く感じた………

そして

久しぶりに会った彼は

どことなく違和感があって、

意味不明で………

それはクラスメートの男の子と

話をしている感覚にも似ていて。

でも、

確かな事は

私を子ども扱いしなかった事。

対等とまでは行かなくても、

しっかりと私を見てくれた。

こんな事は今までなかった。

それが

こんなに嬉しいなんて………

でも、

私のファーストキス………

龍くんに奪われちゃった………





週末の予定は何もないけど……

土曜日?

日曜日?

それに………

何時に迎えに来るの?


しっかりとしている龍くんしか

見ていなかったから、

そんな彼に戸惑うけれど。

新しい関係………

こうして

大人に一歩ずつ近付ければ

補い合える?






まずは

時間の事電話してみようと思う。


数年ぶりの彼の家に。







< 19 / 19 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop