【完】ぎゅっとしててね?
「好きな子いじめて楽しいとかさあ、小学生じゃないんだから」
「いじめてないだろ。普通だよ、別に」
「仲直りしないなら、俺が弥生くんのポジション貰おうかな……結構羨ましいんだけど」
「勝手にしろよ」
ガタンと席を立つ弥生くん。
あー、まだ、全然話終わってないんだけど。
「芙祐ちゃんと何があったの?」
……。
おー、こわ。
めっちゃ睨まれたよ。
「気になるなぁ……」
まぁいっか。
弥生くんが少しでも元にもどればいいんだけど。
「ごめん芙祐ちゃん、聞けなかった」
「やっぱり?ヤヨって頑固だからなぁ。でもありがと。もう気にしない」
にこにこと笑う芙祐ちゃん。
「ゴミついてるよ」
その長い髪の毛を触ると、芙祐ちゃんはちょっと目をそらす。
……かわい。
この流れのままでいて。
弥生くんの事なんか、気にしなくていいから。
「いじめてないだろ。普通だよ、別に」
「仲直りしないなら、俺が弥生くんのポジション貰おうかな……結構羨ましいんだけど」
「勝手にしろよ」
ガタンと席を立つ弥生くん。
あー、まだ、全然話終わってないんだけど。
「芙祐ちゃんと何があったの?」
……。
おー、こわ。
めっちゃ睨まれたよ。
「気になるなぁ……」
まぁいっか。
弥生くんが少しでも元にもどればいいんだけど。
「ごめん芙祐ちゃん、聞けなかった」
「やっぱり?ヤヨって頑固だからなぁ。でもありがと。もう気にしない」
にこにこと笑う芙祐ちゃん。
「ゴミついてるよ」
その長い髪の毛を触ると、芙祐ちゃんはちょっと目をそらす。
……かわい。
この流れのままでいて。
弥生くんの事なんか、気にしなくていいから。