【完】ぎゅっとしててね?
翌日の朝ね、すっごく怒られたよ。
服装より、バックレをさらにバックレたのが逆鱗に触れたよね。
びっくりした。
「芙祐って本当に懲りないよね」
はぁ、ってそんなに呆れないで。藍ちゃん。
「だいたい芙祐は」
って、お説教。
あたし一応さっきまで怒られてたんだけどな。
誰か助けて。
「藍と芙祐~!」
って、ナイスタイミングでリコだ。
「よくやった、リコちゃん」
「ん~?なにがぁ?てか聞いて!彼氏できた~!」
「オメデトウ」
棒読みだけど祝っておいたよ。
心広いでしょ、あたし。
「芙祐あれからなんもないの?」「しぃっ!今回の芙祐は本気で落ち込んでるから!」
藍ちゃんがあたしを同情してくれた。
うん、せつない。
「あ……。あはは~!ごめーんっ」
テヘって。
可愛いから許すよ、リコちゃん。
今回だけだからね。
「芙祐ね、珍しくまだ彼氏欲しくないんだって」
「うそー!でも、慶太くんイケメンだったもんね~わかるかもぉ」
「あたしの前でケとヤのつくひとの名前出さないでね」
「リコならとりあえず弥生と付き合うかなぁ~」
「リコちゃん、あたしの話聞いてた?」
藍とリコ、
あたしの恋話から話かえない。
いじわる。
「てか、芙祐って慶太くんと付き合いながらも弥生のこと好きだったでしょ?」
藍の言葉。
スパンって突き刺さったよ。
「好きなんかじゃ……」
「ないってはっきり言えるの?」
……わかんない。
ヤヨは好きだよ。
一緒にいてすっごい楽しいし。
優しいし。
なんかたまにどきどきさせられて
これ以上はヤバいってあたしだって思ったよ。
だから、絶縁になったわけだし。
でもそれって結局。
「2%くらい好きだったかもしれない」
「たった2%?」
藍ちゃん、不服そう。
「たったじゃないよ。人間とチンパンジーのDNAは2%しか違わないんだよ」
すごいんだよ、2%って。
これ山田情報だし。
知らないけどね、本当かどうか。
服装より、バックレをさらにバックレたのが逆鱗に触れたよね。
びっくりした。
「芙祐って本当に懲りないよね」
はぁ、ってそんなに呆れないで。藍ちゃん。
「だいたい芙祐は」
って、お説教。
あたし一応さっきまで怒られてたんだけどな。
誰か助けて。
「藍と芙祐~!」
って、ナイスタイミングでリコだ。
「よくやった、リコちゃん」
「ん~?なにがぁ?てか聞いて!彼氏できた~!」
「オメデトウ」
棒読みだけど祝っておいたよ。
心広いでしょ、あたし。
「芙祐あれからなんもないの?」「しぃっ!今回の芙祐は本気で落ち込んでるから!」
藍ちゃんがあたしを同情してくれた。
うん、せつない。
「あ……。あはは~!ごめーんっ」
テヘって。
可愛いから許すよ、リコちゃん。
今回だけだからね。
「芙祐ね、珍しくまだ彼氏欲しくないんだって」
「うそー!でも、慶太くんイケメンだったもんね~わかるかもぉ」
「あたしの前でケとヤのつくひとの名前出さないでね」
「リコならとりあえず弥生と付き合うかなぁ~」
「リコちゃん、あたしの話聞いてた?」
藍とリコ、
あたしの恋話から話かえない。
いじわる。
「てか、芙祐って慶太くんと付き合いながらも弥生のこと好きだったでしょ?」
藍の言葉。
スパンって突き刺さったよ。
「好きなんかじゃ……」
「ないってはっきり言えるの?」
……わかんない。
ヤヨは好きだよ。
一緒にいてすっごい楽しいし。
優しいし。
なんかたまにどきどきさせられて
これ以上はヤバいってあたしだって思ったよ。
だから、絶縁になったわけだし。
でもそれって結局。
「2%くらい好きだったかもしれない」
「たった2%?」
藍ちゃん、不服そう。
「たったじゃないよ。人間とチンパンジーのDNAは2%しか違わないんだよ」
すごいんだよ、2%って。
これ山田情報だし。
知らないけどね、本当かどうか。