ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
コツ、コツ、コツ、、、
キュ、キュ、キュ、、、
「「………」」
ぶっ!ははは…
沈黙を破ったのは藤枝さんだ。
「……っ?」
「悪い…なんかさ、靴音聞いてたら、
嵐の夜のこと思い出しちゃって…
今だから白状するけど、俺も怖かったんだよ。
暗闇の中でさ、自分以外の靴音がするんだぜ?しかも、今みたいに、キュ、キュ、、、って!」
「うん。私も。足音が怖くて。
あの足音…人なのか?って」
「一緒だ!足音なんだから人のはずなのにさ、ははは…」
「なあ…」
藤枝さんが急に立ち止まる。
「……っ?」
「もしかして…アイ。日本語ちゃんと分かる?
俺…勝手に外国の子だと思っちゃってるけど、よく考えたら、名字が「木下」だし日本人だよね?」
キュ、キュ、キュ、、、
「「………」」
ぶっ!ははは…
沈黙を破ったのは藤枝さんだ。
「……っ?」
「悪い…なんかさ、靴音聞いてたら、
嵐の夜のこと思い出しちゃって…
今だから白状するけど、俺も怖かったんだよ。
暗闇の中でさ、自分以外の靴音がするんだぜ?しかも、今みたいに、キュ、キュ、、、って!」
「うん。私も。足音が怖くて。
あの足音…人なのか?って」
「一緒だ!足音なんだから人のはずなのにさ、ははは…」
「なあ…」
藤枝さんが急に立ち止まる。
「……っ?」
「もしかして…アイ。日本語ちゃんと分かる?
俺…勝手に外国の子だと思っちゃってるけど、よく考えたら、名字が「木下」だし日本人だよね?」