ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
うっ…バレたか。まあ、今までバレなかったのが奇跡なわけで…
「はい。日本人ですよ?
あまり話しかけられたくなくて、外国の子の振りしてたの」
へへへ…と笑う。
「そうなの?…あ、話しかけた俺って
迷惑な奴だったんか?ショックだー」
あ、凹んでる。
「あの、タカはいいの。タカと話してると楽しいから」
これは本当だ。素の藤枝さんと話すのは楽しい。
「良かった。それ聞いて安心した。
ねえ、休憩室で…その、変なこと口走ってなかったか?」
ポリポリと頭を掻く。
「変なこと?
あ…残念な女の子がいるって話?」
「…やっぱりか…話しちゃってたな」
なんかガッカリしたような表情。
失敗した?私、何か間違った⁉︎
アワアワする私に、気にしないで…と藤枝さんは言い、駅で電車に乗る所まで見送ってくれた。
私…藤枝さんに嘘ついてるよね。アイと平川 琴子が同一人物って知られたら…
いつか…全てが終わったら、話さなきゃ…
「はい。日本人ですよ?
あまり話しかけられたくなくて、外国の子の振りしてたの」
へへへ…と笑う。
「そうなの?…あ、話しかけた俺って
迷惑な奴だったんか?ショックだー」
あ、凹んでる。
「あの、タカはいいの。タカと話してると楽しいから」
これは本当だ。素の藤枝さんと話すのは楽しい。
「良かった。それ聞いて安心した。
ねえ、休憩室で…その、変なこと口走ってなかったか?」
ポリポリと頭を掻く。
「変なこと?
あ…残念な女の子がいるって話?」
「…やっぱりか…話しちゃってたな」
なんかガッカリしたような表情。
失敗した?私、何か間違った⁉︎
アワアワする私に、気にしないで…と藤枝さんは言い、駅で電車に乗る所まで見送ってくれた。
私…藤枝さんに嘘ついてるよね。アイと平川 琴子が同一人物って知られたら…
いつか…全てが終わったら、話さなきゃ…