ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
自分で見極めろ
総務部 経理課
ここに来るの久しぶりだな…藤枝さん、いるかな?…て違う。
「朝日さん、こんにちは」
いつも隣で一緒に仕事をしてたお爺ちゃん…いや、朝日さんだ。
「久しぶりだね。なんか都会の人になっちゃったね〜」
「ありがとうございます…それは、このセレブなスーツのおかげなんです」
朝日さんオススメの和食のお店へ行く。
お昼限定の定食をいただき、デザートの抹茶ババロアを食べながら、朝日さんに疑問をぶつける。
「朝日さん、梶浦社長が前社長を追放したって本当なんですか?」
うーーむ…と朝日さん。
「追放したっていうのは、言い過ぎだな
経営方針が違ったんだよ。
前社長は変化を嫌ったんだ。
梶浦社長の提案は斬新だったからね」
「二人は、仲が悪かったの?」
「いいや。親友だったよ。苦楽を共にした…」
「でも、ほとんどの役員が梶浦社長に味方して、前社長は辞職したんでしょ?」
「その辺りのことは、僕ら古参の社員も分からない。当事者しか分からないと思う」
…そうか。当時の新聞には、梶浦社長の冷酷なやり方が批判されてたけど?
違うの⁇
ここに来るの久しぶりだな…藤枝さん、いるかな?…て違う。
「朝日さん、こんにちは」
いつも隣で一緒に仕事をしてたお爺ちゃん…いや、朝日さんだ。
「久しぶりだね。なんか都会の人になっちゃったね〜」
「ありがとうございます…それは、このセレブなスーツのおかげなんです」
朝日さんオススメの和食のお店へ行く。
お昼限定の定食をいただき、デザートの抹茶ババロアを食べながら、朝日さんに疑問をぶつける。
「朝日さん、梶浦社長が前社長を追放したって本当なんですか?」
うーーむ…と朝日さん。
「追放したっていうのは、言い過ぎだな
経営方針が違ったんだよ。
前社長は変化を嫌ったんだ。
梶浦社長の提案は斬新だったからね」
「二人は、仲が悪かったの?」
「いいや。親友だったよ。苦楽を共にした…」
「でも、ほとんどの役員が梶浦社長に味方して、前社長は辞職したんでしょ?」
「その辺りのことは、僕ら古参の社員も分からない。当事者しか分からないと思う」
…そうか。当時の新聞には、梶浦社長の冷酷なやり方が批判されてたけど?
違うの⁇