ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
いい天気だ。とくに今日は雲一つない青空で、暖かで気持ちいい。

軽く目を閉じる。

………。

暫し、夢の世界の住人だ。

「塩枕…持ってこれば良かったな」





ジャリ…

ゴソッ…

「……っ」

仮眠中の私の近くに誰かが来たようだ。

ムカッ!せっかく寝てたのに。


ガシッ…

女が男の左手を握る。

(へっ?何?)



「…でも…本気なんです」

女に握られた手に触れ、そっと手をほどく男

「ありがとう。でも、僕は社内の人とは付き合わないんだ」

振りほどかれた自身の手を見つめながら
瞳を潤ませる女

「なぜです?私を例外にして下さい」

それに対し、首を横に振る男

「僕はみんなに対して平等じゃないと」

寂しそうに微笑み、女を見つめる男

「……はい」

納得できないものの、これ以上は踏み込めず、理解した風を装う女

果たして、二人の愛の行方はいかに⁈

…って!
私ったら、なぜナレーション付けちゃってるの⁉︎
















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