ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
はあぁぁ…
「…ったく!きみって人は、危なっかしい」
頭上から矢神さんの溜息と呆れたような声が落ちてくる。
「…ごめんなさい」
抱きしめられていた腕が緩み、ジッと
私の瞳をのぞき込む。
「手首…赤くなってる」
酔っぱらいにつかまれた手首の色が変わってる。
「平川さん!タクシーつかまったよ…
あ、矢神課長?」
タクシーを呼びに行った鈴村さんが戻ってきた。
「ちょうど良かった。矢神課長、平川さんを送っていただけませんか?
急きょ、会社に戻ることになってしまって…」
矢神さんの都合も聞かず、一方的に話し始める。
強引すぎる…
♪〜♪〜♪〜
「はい。鈴村です。すぐに戻ります」
架かってきた電話に出て、
タクシーはアレです…とキープしたタクシーを指差し、慌ただしく去って行った
「……」
「……」
「秘書って…大変なんだな」
ボソッと矢神さん。
「…ったく!きみって人は、危なっかしい」
頭上から矢神さんの溜息と呆れたような声が落ちてくる。
「…ごめんなさい」
抱きしめられていた腕が緩み、ジッと
私の瞳をのぞき込む。
「手首…赤くなってる」
酔っぱらいにつかまれた手首の色が変わってる。
「平川さん!タクシーつかまったよ…
あ、矢神課長?」
タクシーを呼びに行った鈴村さんが戻ってきた。
「ちょうど良かった。矢神課長、平川さんを送っていただけませんか?
急きょ、会社に戻ることになってしまって…」
矢神さんの都合も聞かず、一方的に話し始める。
強引すぎる…
♪〜♪〜♪〜
「はい。鈴村です。すぐに戻ります」
架かってきた電話に出て、
タクシーはアレです…とキープしたタクシーを指差し、慌ただしく去って行った
「……」
「……」
「秘書って…大変なんだな」
ボソッと矢神さん。