ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
こっち…と、反対側のホームへ連れて行かれる。
視界の隅で、矢神さんがこっちを見たような気がした。
タカと、電車を待つ。
「苦手な食べ物ある?」
「イイダコと、ホタルイカ」
即答する。だって、小さいのに一丁前にタコやイカなんだもん。苦手だ…
「ふうーん。酒の肴にピッタリなのに」
とタカは残念そう。
たわいも無い話をしながら、向こう側のホームをそっと見る。
バチッ!
「……っ!」
矢神さんと目が…合ったような気がした。
こっちを見てたの?
まさか私ってバレてる?
待って…アイの姿って、Cheri, Cherieで
矢神さんに会った時に近いから、それで見てた?
うーん。
Cheri, Cherie の女と平川 琴子は同一人物ではない。
Cheri, Cherie の女と木下 愛は同一人物
…うん。
それなら好都合じゃないか?
たぶん大丈夫だ。
グルグルと考え過ぎて、面倒になった私は考えることをやめた。
視界の隅で、矢神さんがこっちを見たような気がした。
タカと、電車を待つ。
「苦手な食べ物ある?」
「イイダコと、ホタルイカ」
即答する。だって、小さいのに一丁前にタコやイカなんだもん。苦手だ…
「ふうーん。酒の肴にピッタリなのに」
とタカは残念そう。
たわいも無い話をしながら、向こう側のホームをそっと見る。
バチッ!
「……っ!」
矢神さんと目が…合ったような気がした。
こっちを見てたの?
まさか私ってバレてる?
待って…アイの姿って、Cheri, Cherieで
矢神さんに会った時に近いから、それで見てた?
うーん。
Cheri, Cherie の女と平川 琴子は同一人物ではない。
Cheri, Cherie の女と木下 愛は同一人物
…うん。
それなら好都合じゃないか?
たぶん大丈夫だ。
グルグルと考え過ぎて、面倒になった私は考えることをやめた。