ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
座って…と、椅子に座らされ、優しく微笑む藤枝さんと目が合う。
「それと、もう一つの謎も解けた。
『こっちゃん』…覚えてない?
小さい頃、きみが小学校入学前だ。
何度か俺たちは会ってる」
小学校入学前に?家が近所だったの?
目を閉じ考えて見るけど、思い出せない。
「ごめんなさい。思い出せない…でも、
幼い頃に、藤枝さんと私は会ってるんですね?
それで…私も謎が解けたかも」
ん?と藤枝さんがこちらを見る。
優しい目で私を見ている藤枝さんと目が合う。
「いつも不思議に思ってた。
藤枝さんといると、どこか懐かしい匂いがする。すごく安心できるなって」
そっか…と、藤枝さんが目を伏せる。
「ごめん。俺も隠してる事がある。俺の苗字…藤枝じゃない。
梶浦…『梶浦 隆洋』これが本名。
社長の息子だ。会社の事をを学ぶため、一般社員に混ざっている」
「それと、もう一つの謎も解けた。
『こっちゃん』…覚えてない?
小さい頃、きみが小学校入学前だ。
何度か俺たちは会ってる」
小学校入学前に?家が近所だったの?
目を閉じ考えて見るけど、思い出せない。
「ごめんなさい。思い出せない…でも、
幼い頃に、藤枝さんと私は会ってるんですね?
それで…私も謎が解けたかも」
ん?と藤枝さんがこちらを見る。
優しい目で私を見ている藤枝さんと目が合う。
「いつも不思議に思ってた。
藤枝さんといると、どこか懐かしい匂いがする。すごく安心できるなって」
そっか…と、藤枝さんが目を伏せる。
「ごめん。俺も隠してる事がある。俺の苗字…藤枝じゃない。
梶浦…『梶浦 隆洋』これが本名。
社長の息子だ。会社の事をを学ぶため、一般社員に混ざっている」