ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
「……」

矢神さん…私のこと、そんなふうに思ってくれてたの?

私…貴方のそばにいていいの?

すぐに何も言えなくなってしまった私を、不安そうな表情で見つめる。

いつも強気で俺様な貴方のこんな表情…初めて見たかも。


ふふふ…


なんか…嬉しい。


ムギュッ…


突然、鼻をつままれる。


「いひゃい!なにふるんへふか!」

鼻をつままれた私は抗議する。

「黙れ。妄想女!俺の一世一代の告白を、鼻で笑いやがった。

で、どうなんだよ?ああ?」


あ…平常運転に戻ってる。


「あの…そばにいろって、どういう意味…」




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