ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
経理課に戻ると、私の机の上にミン○ィアが置いてある。

「朝日さん、コレは誰が?」

隣の朝日さんに尋ねるも、

「んー?小人さんの差し入れかな?」

ニコッと笑う朝日さん。
朝日さんって、本当にかわいいお爺ちゃんって感じだ。

手元を見る。

超爽快ミントタブレットで味が、激辛なドライハードじゃなく、適度な冷涼感があるコールドスマッシュだ。

「そうですか…朝日さんもどうぞ?」

タブレットから出した一粒を朝日さんの手の平にポトッと落とす。

「ありがとう。スッキリするね〜」

私は辛いものが苦手だから、このくらいのスッキリ感がちょうどいい。

パチッ

洗顔とミン○ィアのおかげで、目が覚めた私は、溜まった伝票処理に没頭した。

視界の隅に、ミン○ィアをパクっと口に放り入れる藤枝さんが映った。

小人さん?ありがとう!



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