ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
「10歳下って、アリですか?」


「それって…相手の男の子が嫌なんじゃないかな?
こんなオバちゃん」


「やだ…河田さんは、オバちゃんなんかじゃないです。今日だって、うちの一年生に、彼氏の条件聞いてきてって頼まれたし……あっ」


「一年生?…あー、矢野くんのこと?
ふふ…ありがとう」



♪ ♪ ♪〜〜

まるで、会話を聞いてたかのように、拓海からメールが来た。


『まだ遅くなりそう?迎えに行こうか?』


クスッ…心配性だなぁ。あんたはお父さんか。


「大丈夫。もう帰る」

送信……と。














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