ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
翌日も、拓海からのメールはなかった。

私からメールしようかと一瞬思ったけど、もしかしたら忙しい時間なのかも…などと躊躇しているうちに、メールを送るタイミングを無くしてしまった。


明日は月曜日だ。

また仕事が始まる。しっかりしなくては。



翌朝は、シリアルを少し食べ、コーヒーでお腹を満たした。


あー、拓海のスープが飲みたい。


♪ ♪ ♪〜〜

あっ…ずるいなぁ。拓海のことを思った途端に、メールが来た。


『おはよう!万里さん。
スープは、冷凍庫に作り置きしてあるよ。
朝ごはん、ちゃんと食べてね』



< 290 / 378 >

この作品をシェア

pagetop