ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
「お疲れさまです。お気をつけて」

「お先に失礼します。本日は、有意義な時間を過ごさせていただきました」


まだ、パーティーは続くけれど、私たち東京本社組みは、新幹線の時間があるので、途中で抜けさせてもらう。


地下鉄の駅へ向かって歩く。

「大阪って、看板が大きいですね。面白いです!」

古村さんが、物珍しそうに辺りを見回す。

本当に大きい。一度見たら忘れないインパクトがある。


「次回は、大阪の美味しい食べ物を巡りたいわ。
つゆだくの明石焼とか、イカの姿焼きとか食べてみたいな」

食べてる自分を想像して、うっとりする私。


グイッと、腕を引かれる。







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