ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
二杯目のキールを飲み終わる頃、つぶれた真奈を彼氏の亨(とおる)さんが迎えに来たので、お任せした。
「わーい。亨だ〜…
今日ね〜 とーっても楽しかったのぉ」
おっと…と
フワフワ…雲の上を歩いてるみたいな真奈を亨さんが抱きかかえる。
「この酔っぱらい。ちゃんと歩かないと担ぐぞ?」
「えーー、やだ。お姫様だっこがいい」
チュッ
「それは後でな…お姫様?」
駄々をこねる真奈の額に、キスを落とした。
「……」
真奈は真っ赤だ。
おとなしくなった。さすが亨さんだ。
「真奈、お疲れさま。亨さん、真奈のことよろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げる私に、ニッコリ微笑んだ亨さんは、真奈を大事そうに抱えて帰って行った。
「わーい。亨だ〜…
今日ね〜 とーっても楽しかったのぉ」
おっと…と
フワフワ…雲の上を歩いてるみたいな真奈を亨さんが抱きかかえる。
「この酔っぱらい。ちゃんと歩かないと担ぐぞ?」
「えーー、やだ。お姫様だっこがいい」
チュッ
「それは後でな…お姫様?」
駄々をこねる真奈の額に、キスを落とした。
「……」
真奈は真っ赤だ。
おとなしくなった。さすが亨さんだ。
「真奈、お疲れさま。亨さん、真奈のことよろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げる私に、ニッコリ微笑んだ亨さんは、真奈を大事そうに抱えて帰って行った。