ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
危機一髪
カラカラカラ…
今晩も掃除用具のカートを亜季さんと押している。
今週の担当は、4階と5階フロアだ。
まずは、4階の事務管理部から、ゴミを回収する。
最後にモップがけをしていると、業務用のPHSが鳴る。
6階と7階担当の小杉さんからだ。
「もしもし。木下デス」
『あ、愛ちゃん。一生のお願い!』
何事かと、7階へ向かう。
「愛ちゃん、ありがとう。俺、高い所
本当にダメでさ…」
バツが悪そうにうつむくのは、縦横ともデカい小杉さんだ。
「大丈夫デス。ワタシ、替えておくカラ」
「ありがとう!
他の掃除用具を片付けてくるよ」
カラカラカラ…
今晩も掃除用具のカートを亜季さんと押している。
今週の担当は、4階と5階フロアだ。
まずは、4階の事務管理部から、ゴミを回収する。
最後にモップがけをしていると、業務用のPHSが鳴る。
6階と7階担当の小杉さんからだ。
「もしもし。木下デス」
『あ、愛ちゃん。一生のお願い!』
何事かと、7階へ向かう。
「愛ちゃん、ありがとう。俺、高い所
本当にダメでさ…」
バツが悪そうにうつむくのは、縦横ともデカい小杉さんだ。
「大丈夫デス。ワタシ、替えておくカラ」
「ありがとう!
他の掃除用具を片付けてくるよ」
カラカラカラ…