ひみつの琴子さん【修正 & side story完結】
うっ…固まったな。

コキ、コキ、コキ…

ずっとパソコンに向かい、仕事をしていた俺の肩はパンパンだ。

「コーヒー飲もう」

7階フロアの簡易休憩室へ向かう。


ガタガタン!


なんだ?

大きな音がした方を見ると、椅子から落ちかけた平川 琴子がいた。

寝てたのか?

ものすごい速さで周りを確認する彼女。

誰にも見られてないことを確認すると、ホッとした表情だ。

ニヤリ

「悪いな。俺は見てたよ?」



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