好きとか絶対ありえへんっ
「えー!?


ほんまに!?よかったやん!


なんでオッケーせんかったん?」


次の日、昨日あったことを恥ずかしがりながら、奈美に言った。



「まだやっぱりあたしの中に春馬の存在もあって…


まだ、2人のどっちか選ぶってことができひんねん…」



「あたしは絶対坂下君のほうがいいと思うけどなー…


まあ、歩夢が決めることやしな!


あたしはどんな結果でも歩夢のこと応援する!」



…うう。


ほんまに奈美は良いと友達



「奈美ありがとーう!」


あたしは奈美に抱きつく



「ちょ!いきなり照れるやん〜!」



あたしたちはクラスの子たちに見られたけど、中学みたいにうざがられるような目で見られるんじゃなくて、みんな笑顔で見てくれた



ほんまにこのクラスでよかった…



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