好きとか絶対ありえへんっ
俺は金髪女に激しいキスをした。


「んっ…はぁるっま…」


キスの合間に女が名前を呼んでくるけどそんなのどうでもいい。



…なんでなん?



俺は、色んな女とこんなことするようになったのに、いつもその女と歩夢を重ねてしまう。



もし、この女が歩夢やったらよかったのにって何回も思ったことがある




…やっぱこんなことしても、心は操作できひんねんな。



「悪い、今日はやっぱ無理」



「えぇぇぇ??

春馬ぁぁ!!!


ちょっと待ってよぉ〜!」



俺は女を無視してその場を去った。



それから俺は女と遊ぶのをやめた。





けど、もちろん歩夢が俺に話しかけてくることはなくて…



とうとう卒業する日がやってきた。



もちろん卒業式でも歩夢と話さんかった。



そして、前に歩夢と再会した時。


抑えてた気持ちが一気に溢れ出した。



ああ、やっぱ俺は歩夢じゃないとあかんって。



けど、歩夢は拓人とおって…



歩夢と拓人は付き合ってて、俺の想いが叶う日はないと思った
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