好きとか絶対ありえへんっ
「拓人のこと好きにならん確率、100%じゃない…」


拓人はその言葉を聞いて、今でも近い顔の距離をさらに近づけた


おでこをくっつけて、いますぐにでも唇が触れそうな距離。


ドキドキドキドキ


あたしの鼓動はどんどん早くなっていく



「ありがと。俺はお前が好き。


今すぐにでも…


歩夢を俺のもんにしたい。」



拓人の甘い声は色っぽくて…


また歩夢って呼んでくれた…


小学校以来に呼んでくれたのは2回目


「…っありがと…」


平気であたしを惑わすようなことを言う



「ふっ…顔真っ赤」


拓人はそう言ってあたしを解放した。



もう少しあのままでおりたった。


なんてゆう心の声に、あたしは気づかないふりをした
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