好きとか絶対ありえへんっ
春馬にはブラックチョコを


拓人にはミルクチョコを


それぞれ好きそうなチョコの味を買った



奈美は、幸希君にホワイトチョコとストロベリー味のチョコを買っていた


チョコを買い終わったけどまだ時間があるからあたしたちは近くのカフェに入った


「歩夢〜!!


もう1年生終わるで…」


明らかにしょぼんとした奈美



今は幸希君とクラス違うからクラス替え嬉しいはずやのに




「奈美は幸希君となれる確率あるのに嬉しくないん?」


「それは嬉しいけど、それと同じぐらい嫌なことあるやん。



歩夢とクラス離れるかもしらんやろ…?」



「もうそんなこといきなり言わんといて!

嬉しくて涙でそうなるわ!」





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