好きとか絶対ありえへんっ
「奈美…」


「それで早く忘れるために呼び方も拓人君から坂下君に変えた


まあ実際半年ぐらい引きずってしまってんけど…


だから、歩夢と坂下君には幸せになってほしい」



「ごめん、ごめん奈美…」



気づけばあたしも涙が溢れてて、2人とも泣き出してた



「あたしは聞きたい言葉はごめんじゃないで…?」



「奈美、ありがと…」



「うん!」



あたしと奈美は目を合わせて微笑みあった



自分の好きな人のこと諦めてまで、奈美はあたしのこと応援してくれた
< 155 / 238 >

この作品をシェア

pagetop