好きとか絶対ありえへんっ
「じゃあ今歩夢の家の前おるから

入るで!!」


「え、ちょ、え!!」


プチっ


ガチャッ


「おじゃましまーす」



電話を切られた瞬間奈美が家に入ってきた


そしてあたしの部屋までやってくる



「ちょ、奈美


不法侵入で訴えるで…」


「大丈夫!!


歩夢ママに許可もらったし!」


「え、いつ!?」


「電話かける前に歩夢ママが仕事行く時に、歩夢と遊びに来たの?

どうぞあがってあがって〜

って言ってた!!」



お母さん…


あたしが寝起きで髪もボサボサ、ダル着ってこと分かってるくせに…



「とにかく、着替えるから、ちょっと部屋の外で待ってて!」


「はーい」


歩夢が出て行ったのと同時に、あたしはダル着を脱いで、適当にタンスの一番上にあった白いTシャツと、黒のハイウェストのパンツをとって着替える



髪の毛は全体をといて、アップにした




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