好きとか絶対ありえへんっ

それよりも、遠回しに仲直りしよって言われたことが嬉しかった。


「うん。あたしもごめん。」


「おう。」


あたしは頭をゆっくりと下げた。



話すきっかけになったこの掃除。


だるかったけど、仲直りできてよかった。




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「一回川に飛び込んで頭冷やせ」


「そんな無茶なこと言うなや


悪かったと思ってる」


あれからあたしたちは昔よりももっと話すようになった。


あたしから話しかけることも増えてきた。


けど、あたしは今怒っている


「朝起きたら、拓人が目の前おって、階段からおちるとかあたし可哀想すぎるやろ」



「俺が勝手に部屋入ったのは悪いけど、いきなり部屋から飛び出して階段からおちるとかお前がダサいのもあるやろ」