好きとか絶対ありえへんっ
「…ってことなんですけど…」


「坂下君、がんばれ…」


次の日。


昨日、公園で会ったことを奈美に話した


なぜか奈美は拓人のことを応援してる


なんで応援してるんか、あたしには理解できひん



昨日は拓人のことを考えて、寝られへんかった。


「これからあたしどうしたらいいと思う…?」


ちなみに、昨日の夜拓人から、毎日帰りは一緒に帰るから


とだけLINEがきていた


あたしはなんて返したらいいかわからんくて、無視してしまった


「そりゃ、とにかく毎日一緒に帰れば??


そこから進展があるかもやし!!」


奈美はさっきから笑顔でなぜか喜んでいる。


「うん、そうやんな。」


「あ!けど、気まずくなったりしたらあかんで!?


いつも通りに話せばいいから!」
< 76 / 238 >

この作品をシェア

pagetop