好きとか絶対ありえへんっ
「もうええわ!

行くぞ」


「うん。」



こんな風に言ってくるけど、最終は許してくれる拓人は優しいと思う


多分な、多分。



あたしは’’ごめんね,,と心の中で謝った



「で、行きたいところは?」



「うーん…」


工場の近くってこともあって周りにはショッピングモールとかカフェがない



「あ!」


「なんや?」


「公園行こ!公園!」


「お前は幼稚園児か…」


確か、工事に行く時に通る道にちっちゃい公園があった気がする



でっかい公園じゃなくて、人が少ないと思うし、落ち着くなって思った



「嫌なん!?」


「別に。行ってあげてもいいけど?」



この俺様め…!!!


「ありがとうございます。


アホ拓人」


「アホは余計じゃ!」


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