好きとか絶対ありえへんっ
怒ってる拓人をよそに、あたしは歩き始めた。


「えっと、確かこの辺のはず…



あった!!」



拓人との待ち合わせ場所から10分ほど歩いたところに、昨日見た公園があった



「誰も人おらんな〜」

「うん!遊ぼ!」


「は…?」


は…?ってそんな驚くこと…?


あたし、なんか身体動かしたいねんけど!!


「だから、遊ぼって言ってんねん!」



「しゃーないな。遊んだる」


あたしがおしたら大体拓人は聞き入れてくれる。


「ありがとうございます〜」


「今日はお前の言葉全部感情こもってない気がするねんけど!!」



…あたしそんなひどい?


今結構感情込めたつもりやねんけど。


まあ、いいや



「シーソーしよ!」


「…はいはい」


あたしは拓人の腕を引っ張りシーソーに乗せた
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