同居ノススメ
すると慎太郎は
「俺ね、桃と出会うまで
1人じゃないと
熟睡できなかったんだ。」と。
「ん?なんで?どういうこと?」
と桃が聞くと
「夜を一緒に過ごした女性も
いたんだけどね、
どうしても眠れなかった。
それが
ストレスになってたのかも」と。
それを聞いた桃は不安になり
「え!?じゃあ・・・
いままでわたしの隣で、
一睡もしてなかったの?」
とガバッと体を起こして、
目を見開き、慎太郎を見た。
すると慎太郎は
「あははは!
俺、どんだけ不死身なんだよー!!
さすがに
そんなに眠れてなかったら
俺でも死んじゃうよー」
と笑いながら答えた。
「でっ・・・
ですよね・・あはは」
と冷静になった桃は
布団に潜り込んだ。