同居ノススメ
右手で頭を掻き、
少し上に上がったシャツの隙間から
ちらっと、覗かせる引き締まったお腹。
起きてきた慎太郎の姿に
桃は、ドキっとして
「だっ・・・大丈夫ですか?」
と声をかけると
無防備な慎太郎は
「ん!!!!よく眠れた。
桃のおかげ♡疲れが取れた!」
と、
今度は大きく両手を上げて
「んっーー!!」と
伸びをして答えた。
『今度はもう完全に
おへそが見えてます。
そのおへそがまた、
綺麗なんですってば!』
桃は、
視線のやり場に困りながら慌てて
「なっ・・何か飲みます?」
と桃が言うと
「冷たいものであれば
何でも・・」というので
麦茶を取り出し、グラスに注ぎ
慎太郎に差し出した。
2人は向い合って
ダイニングテーブルの席についた。