同居ノススメ
「そっか!
桃は保育士さんだったのか!
だから、子どもの物が・・
いろんなことが
一度に納得できた。
桃の雰囲気からして
しっくりくるな。
やっぱり俺、
幸せになれる気がしてきた。
で・・
もし一緒に住むにあたって
園長先生に?親御さんに?
挨拶とか行かなきゃ
いけなかったら、
俺、行くから、その時は言って?」と
いままでの暗い雰囲気を
一瞬にしてキラキラと
明るくしてしまった慎太郎。
「いえ、挨拶とかそういうのは
イイですよ。
親も疎遠な母親しかいないし、
別に結婚するわけじゃないし。
どこかのアイドルじゃないんだから
この歳で恋愛・同棲禁止とかでもないし。」
と未だに冷静な桃。