同居ノススメ

その姿を見て慎太郎は
ちょっといたずらしたくなり

桃が薬を飲もうと
水を口に含んだときにすかさず

「桃、起きた時、俺の背中、
さわったでしょ♡
朝からなんのお誘いだったの?」

と聞くと、桃は

「んごっ・・んっぐ・・
ぶっ・・ふっ!ん」っと

薬を含む前に
飲み込んでしまった。

「ゲッホ・・ゴッホ・・・
んなわけ無い・・でしょ。

アラーム探して・・
たのっ・・んっご・・・」

と、慌てて否定すると

「なあーんだ!残念。

いきなり地肌触られちゃったから、
てっきり朝から誘われたのかと思って
期待しちゃった!」

と、あっけらかんという慎太郎。

「いやー朝から楽しいね!桃♡」

「こちらはいくら心臓があっても
足りません・・」

「なに?
そんなにドキドキしてくれてるの?」

「違うって。」と桃。

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