同居ノススメ

桃は、
お母さんの背中をさすりながら

「うんうん。お迎えもね、
慌てなくて良いですから・・。

慌てて、お母さんに何かあったら、
一番悲しむのは、お子さんでしょ?」

というと
涙をポロポロ流し始めてしまった。

働くお母さんは
家事に育児に仕事に
みんなギリギリのところで
頑張っている。

「また何かあったら
いつでも連絡ください。

わたしも園長も、みんないますから」

と声をかけ、見送った。

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