T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
言葉が出なくなった美羽に対してジェーナは言った。
「どれが幸せかなんて誰にも解らない。幸せの形も明日になったらまたお前さん自身でも変わってるかも知れないしね。ただ…」
「…ただ……?」
「ピエドラ…あの子が悟ったお前さんの幸せを形にしたんだよ。あの子も禁忌に近いことをしでかしたもんだ。」
そういうと再び立ち上がったジェーナ。ゆっくりと腰を上げると美羽の見送りの元に家を出た。
「おばあさん…今日はありがとうございます。」
「美羽ちゃん…おばあさんではなく出来ればジェーナと呼んではくれないかね。おばあさんはどうも呼ばれ馴れないわぃ」
「はい。ジェーナさん」
「どれが幸せかなんて誰にも解らない。幸せの形も明日になったらまたお前さん自身でも変わってるかも知れないしね。ただ…」
「…ただ……?」
「ピエドラ…あの子が悟ったお前さんの幸せを形にしたんだよ。あの子も禁忌に近いことをしでかしたもんだ。」
そういうと再び立ち上がったジェーナ。ゆっくりと腰を上げると美羽の見送りの元に家を出た。
「おばあさん…今日はありがとうございます。」
「美羽ちゃん…おばあさんではなく出来ればジェーナと呼んではくれないかね。おばあさんはどうも呼ばれ馴れないわぃ」
「はい。ジェーナさん」