T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「何…?これ……」

そういいポケットから無造作に出されたのは1本のネックレスだった。

「これ…」
「実は俺作…いびつだけど許してよ」
「そうじゃなくて!」
「忘れてんの?今月何の月か…」
「え?」

そう言われて頭の中で色々なことを考えるも絡み合った糸とこんがらがってなかなか答えが見つけ出せれ無かった。

「今月…?」
「それじゃぁ俺の方が美羽の事たくさん好きみたいじゃん?」
「そんな事…ッ!」
「じゃぁ何の月でしょうか。」

考えて…答えを見つけようとした時だ。"あっ…"と言う言葉と同時に見上げた美羽。

「思い出した?」
「ん…////」
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