T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「ほら。これ!みてみて?」
「見てますよ?」
「もぉ…」
「本といろんなのあるね。美羽が好きだって言うの解る」
「でしょ?」

仕事をしながら橘はそんな2人を見つめてはクスクスと笑っていた。
そうしてどの位居たか、1つ2つ買い物をして2人は出た。

「お昼何食べる?」
「美羽何食べたい?」
「そうだなぁ…和希は何食べたい?」
「美羽」
「お昼ご飯ですけど」

クスクス笑いあいながらとりあえずビルに入った。そこのレストラン街を見て回るもこれと言った物が無かった。どうしようかと迷っていた時だった。ふと目に止まったのはサンドイッチ専門のお店だった。
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