T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
その日は家でまったりと過ごした。

昼食も美羽が作った。

洗濯をした。

掃除もした。

時に和希がちょっかいを出してちょっと美羽を怒らせたりもした。

そして時間も過ぎて和希の出発まで残り1時間少々となった。

「もうじきだね…」
「だな…でもまた帰ってくるから。」
「ん!」
「食べよ?」

そう和希に言われて夕飯を食べ始めた2人。この2日間の事を話し…次にはどうするか…色々話をしながら食べていた。そしてついに来た18時。前と同じようにリン…という鈴の音を聞いた美羽はゆっくり笑いかけて見送った。

「気をつけてね」

そう和希に伝えながら笑って見送った。
< 125 / 241 >

この作品をシェア

pagetop