T.A.B.O.O～満月のPerfect Crime～

その言葉を聞いたピエドラはそっとティナの額にキスを落とした。

「そんな子供だましのじゃない…」
「ティナ…」
「私はピエドラを好きよ…愛してる…誰よりも…！！ピエドラは？どう思ってるの？」
「嫌いだったら抱かないけど？」
「解んない！好きか嫌いかって言ったら好きっていう位じゃない…毎日だって会いたい…でも決まってルーンの時にしか来てくれない…どうして？」
「嫌なら来ないよ…それよりティナの気持ちは嬉しいけど俺後４～５回のルーン迎えたら消えちゃうから。」

突然突きつけられたピエドラからの別れにティナは少しの苛立ちを覚えた。

「消えるとか…簡単に言うな！ばか！」