T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
吐息と…

2人分の水が混じる…

ジェーナのエネルギーを受けたヌエバはもう止めが利く訳もなかった。


…アッアッ…ハッハァ…

ーー…ッ…!


「カロン…」
「…ッ////」
「もう…だめだ…」

そう呟くとベッドに向かう間もなく腰を抱き、ジェーナの腕を自身の首に回すと2人は熱い思いを重ね合った。

何度も…

何度も…

互いを求めるヌエバとジェーナ。気付けばクッと背中を反りキュッと爪を立てた。…どれほど温もりを求め合ったか。ヌエバは抱き上げソファに連れて行き優しく抱き寄せた。

「済まなかったね…カロン…」
「謝らないで…ループならって…」
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