T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「本当に君は若いときの私に似ている。」
「ヌエバ様?」
「今から言う事は少し酷な事かも知れない。それでもピエドラ、君は聞くことが出来るか?」
柔らかな表情のまま、口調は1トーン下がったヌエバに心は穏やかではないまま小さく頷いた。
「単刀直入に結論から言うと、ティナは自分から消滅を選んだ。」
「え…」
「ピエドラが自分に対して愛情がないのが解ったからって…だったら最後に君が大事にしている子を消して自分も消える…それを選んだらしい。しかし君は迷うことなく倉田美羽を救う事を選んだ。そして無茶を承知でティエラに降りた。」
「……それで…ティナは?」
「ヌエバ様?」
「今から言う事は少し酷な事かも知れない。それでもピエドラ、君は聞くことが出来るか?」
柔らかな表情のまま、口調は1トーン下がったヌエバに心は穏やかではないまま小さく頷いた。
「単刀直入に結論から言うと、ティナは自分から消滅を選んだ。」
「え…」
「ピエドラが自分に対して愛情がないのが解ったからって…だったら最後に君が大事にしている子を消して自分も消える…それを選んだらしい。しかし君は迷うことなく倉田美羽を救う事を選んだ。そして無茶を承知でティエラに降りた。」
「……それで…ティナは?」