T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
ようやくピエドラの目から涙が見えた。それがティナを失った物からなのか…美羽の感情に由来する物からなのか…それは解らずただ流れる涙を止めることは出来なかった。そんなピエドラを引き寄せ肩口に顔を押し当てた。
「心配するな。ティナの事…またどこか、見知らぬ街で生まれ変わるだろう。」
「……ッ」
「おっと……」
そう何かに気付くヌエバは肩をポンポンと叩くとフッと笑った。
「カロンに怒られてしまうかな…」
「ジェー…ナ?」
「何を話しているのかずっと気になっているらしい」
扉に目をやり扉の向こうのジェーナの存在を見つめた。…と同時に笑いかけた。
「心配するな。ティナの事…またどこか、見知らぬ街で生まれ変わるだろう。」
「……ッ」
「おっと……」
そう何かに気付くヌエバは肩をポンポンと叩くとフッと笑った。
「カロンに怒られてしまうかな…」
「ジェー…ナ?」
「何を話しているのかずっと気になっているらしい」
扉に目をやり扉の向こうのジェーナの存在を見つめた。…と同時に笑いかけた。