T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
『早く…いや、ゆっくりでいいよ。また笑ってよ…美羽…』
その時、眠りに就いていたはずの美羽がうっすらと目を開けた。
「…き……?」
『……え?』
「……ぁ……る…?」
『…お嬢。話さなくていいよ。』
「…ぁ…がと……ずっと……」
『もう言いよ…美羽…大丈夫…ゆっくり休みな?』
「…たす……て……がと…」
『お嬢…ごめんな。守れなくて……』
「……ううん…」
小さく横に首を振る美羽の前髪をそっと除け笑いかけて2人は笑ってその場を後にした。病院の外で和希とピエドラは空を見上げ戻っていった。
「おや、2人揃って早い帰りだね。」
「大丈夫。話が出来たから」
その時、眠りに就いていたはずの美羽がうっすらと目を開けた。
「…き……?」
『……え?』
「……ぁ……る…?」
『…お嬢。話さなくていいよ。』
「…ぁ…がと……ずっと……」
『もう言いよ…美羽…大丈夫…ゆっくり休みな?』
「…たす……て……がと…」
『お嬢…ごめんな。守れなくて……』
「……ううん…」
小さく横に首を振る美羽の前髪をそっと除け笑いかけて2人は笑ってその場を後にした。病院の外で和希とピエドラは空を見上げ戻っていった。
「おや、2人揃って早い帰りだね。」
「大丈夫。話が出来たから」