T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「考えてなかった?だって…パワーが無くなって…会える機会が無くなるって事は…私も和希と会えなくなる!それに…」
「お嬢…」
「…それにそうなると…アルだって!」
「お嬢!」
ぎゅっと抱きしめた。そのまま落ち着かせるように背中をポンっと撫でてから抱きしめ続けた。
「前にもこんな事あったよな…でもさ。あの頃みたいな雰囲気じゃない…」
「だって……でも!」
「俺はさ。確かに今度の満月で消滅する。存在は無くなる。だけど俺はお嬢の笑顔が見れるならそれで良かった。」
「アル……」
「お嬢は残される側として寂しさだけを抱いていくことになる。解ってたよ。」
「お嬢…」
「…それにそうなると…アルだって!」
「お嬢!」
ぎゅっと抱きしめた。そのまま落ち着かせるように背中をポンっと撫でてから抱きしめ続けた。
「前にもこんな事あったよな…でもさ。あの頃みたいな雰囲気じゃない…」
「だって……でも!」
「俺はさ。確かに今度の満月で消滅する。存在は無くなる。だけど俺はお嬢の笑顔が見れるならそれで良かった。」
「アル……」
「お嬢は残される側として寂しさだけを抱いていくことになる。解ってたよ。」