T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「じゃぁなんで…何でその道を選んだの?」
「和希も俺も…お嬢の存在を失いたくなかった。俺たちにとってお嬢を失う事以上のリスクは無かったんだよ。」
「でも…」
そっと体を離したピエドラ。両頬を包み込むように触れたピエドラの甲を美羽の涙が伝った。そっと親指で涙を拭いながら微笑みかけた。
「私は嫌だよ…和希とやりたいこともまだあった。」
「ん…」
「アルともっと話したいこともあったんだよ?」
「ん…」
「それなのに…それなのになんでそんなに簡単に決めるのよ!」
「じゃぁお嬢はあのままの方が良かったか?」
「……」
「お嬢の気持ちを聞きたい。どう?」
「和希も俺も…お嬢の存在を失いたくなかった。俺たちにとってお嬢を失う事以上のリスクは無かったんだよ。」
「でも…」
そっと体を離したピエドラ。両頬を包み込むように触れたピエドラの甲を美羽の涙が伝った。そっと親指で涙を拭いながら微笑みかけた。
「私は嫌だよ…和希とやりたいこともまだあった。」
「ん…」
「アルともっと話したいこともあったんだよ?」
「ん…」
「それなのに…それなのになんでそんなに簡単に決めるのよ!」
「じゃぁお嬢はあのままの方が良かったか?」
「……」
「お嬢の気持ちを聞きたい。どう?」