T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
そのまま次の日の朝ギリギリまで抱き合っていた2人。
「おはようございまぁす!倉田さぁん」
「…ン……」
そうして朝の回診の時には和希はもう居なかった。着てきていたタキシードはもちろん、何の痕跡や忘れ物など一切としてなかった。
「眠そうですね。寝れませんでしたか?」
「いえ、…ちょっと……ファア…」
「退院が近くなって元気になってきたからって夜更かしはダメですよ?」
そういいながら検温をして看護師は病室を後にして帰って行った。
「和希……」
自身の両肩を抱きながら昨夜に抱かれた感覚、温度を思い出しながら膝を抱えながら美羽はベッドの上に座っていた。
「おはようございまぁす!倉田さぁん」
「…ン……」
そうして朝の回診の時には和希はもう居なかった。着てきていたタキシードはもちろん、何の痕跡や忘れ物など一切としてなかった。
「眠そうですね。寝れませんでしたか?」
「いえ、…ちょっと……ファア…」
「退院が近くなって元気になってきたからって夜更かしはダメですよ?」
そういいながら検温をして看護師は病室を後にして帰って行った。
「和希……」
自身の両肩を抱きながら昨夜に抱かれた感覚、温度を思い出しながら膝を抱えながら美羽はベッドの上に座っていた。