T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
それからどうにか連絡を取ろうとするも連絡が付かない。苛立ちと怒りにも似た感情がわき上がってきた。そんな時だ。
コンコン
『入るぞ?』
そう言われながら返事を待つ事無く入ってきた人物が居た。そう、幼なじみの級友でありジェーナのお店に行るときに一緒に居た"人物"…であり誰かに仕えるものだった。
「デガート…俺今心底機嫌が悪い」
「解ってる。だからその棘を落としに来た。」
「は?…何言ってんの」
「だからさ。これ」
そう言うとそっと差し出した手紙を渡したデガート。それを無造作に受け取ると裏を向けた途端にピエドラの顔は変わった。そこには"caron"のサインがあった。
コンコン
『入るぞ?』
そう言われながら返事を待つ事無く入ってきた人物が居た。そう、幼なじみの級友でありジェーナのお店に行るときに一緒に居た"人物"…であり誰かに仕えるものだった。
「デガート…俺今心底機嫌が悪い」
「解ってる。だからその棘を落としに来た。」
「は?…何言ってんの」
「だからさ。これ」
そう言うとそっと差し出した手紙を渡したデガート。それを無造作に受け取ると裏を向けた途端にピエドラの顔は変わった。そこには"caron"のサインがあった。