T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
それから連絡を取り合っていざ会おうかと言う時だ。ある日の晩の電話での事だった。
「Wデート?!」
『そう!遊園地でWデートにしたら遊びやすいし話しやすいんじゃないかなって』
「そっか……解った。」
『相手とは向こうの遊園地で落ち合うことにして私たちは私たちで一緒に行こ!』
「ん。解った。」
そうして電話は切れた。その遊園地とは和希が帰ってきた時に最初に訪れた遊園地だった。
「何かの因果かな…新しい出会いか…はぁ…」
そう呟いた。和希に貰った婚約指輪もピエドラが離れたと同時にいつの間にか消えていた。しかし美羽の心には未だに2人の存在が色濃く残っていた。
「Wデート?!」
『そう!遊園地でWデートにしたら遊びやすいし話しやすいんじゃないかなって』
「そっか……解った。」
『相手とは向こうの遊園地で落ち合うことにして私たちは私たちで一緒に行こ!』
「ん。解った。」
そうして電話は切れた。その遊園地とは和希が帰ってきた時に最初に訪れた遊園地だった。
「何かの因果かな…新しい出会いか…はぁ…」
そう呟いた。和希に貰った婚約指輪もピエドラが離れたと同時にいつの間にか消えていた。しかし美羽の心には未だに2人の存在が色濃く残っていた。