T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「うーちゃん?どうしたの?」
「ううん…ごめん…勘違いだね…」
「初めまして。北原翔汰です。」
「あ…私……」
ぽーっと見たまま居る美羽に乙夏は声をかけた。
「うーちゃん…?どうしたぁ?」
「いっちゃん?あ、ごめん…!私倉田美羽です……」
そう、美羽がぼぅ…としてしまう理由…ただ1つだった。名前こそ違うものの和希にうり2つ。声・体格・髪や目の色…全てが同じだった。その時だ、美羽は決定的な物を見つけた。一緒に買った筈のネックレスを付けていた。嬉しそうに目を細め美羽は優しく笑いかけると翔汰に『初めまして』と手を出し握手を交わした。同じ温もりにほっと安堵した…
「ううん…ごめん…勘違いだね…」
「初めまして。北原翔汰です。」
「あ…私……」
ぽーっと見たまま居る美羽に乙夏は声をかけた。
「うーちゃん…?どうしたぁ?」
「いっちゃん?あ、ごめん…!私倉田美羽です……」
そう、美羽がぼぅ…としてしまう理由…ただ1つだった。名前こそ違うものの和希にうり2つ。声・体格・髪や目の色…全てが同じだった。その時だ、美羽は決定的な物を見つけた。一緒に買った筈のネックレスを付けていた。嬉しそうに目を細め美羽は優しく笑いかけると翔汰に『初めまして』と手を出し握手を交わした。同じ温もりにほっと安堵した…