T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
そうして乙夏は少し話をして帰って行った。
その2日後、美羽は和希の葬儀後初めて外に出た。
「わぁ…眩しい…」
そう、久しぶりの外出は気持ちがいいくらいに晴れていた。歩いて、近くの公園を抜け、ゆっくりと周りを見ながら歩いていた。そんな時、見慣れて居るはずの風景の中に見たことが無いお店が1件ポッ…と出来ていた。
「こんな所にお店あったっけ…」
そう呟きながらも誘われる様に扉を開けた。ギィっと重たい印象を受けたもののカランカランとチャイムの鐘の音がどこか心と扉の重さを軽くさせた。少し薄暗い様に感じたのは外の日光が明るすぎたせいか、そこは暖かな光が包んでいた。
その2日後、美羽は和希の葬儀後初めて外に出た。
「わぁ…眩しい…」
そう、久しぶりの外出は気持ちがいいくらいに晴れていた。歩いて、近くの公園を抜け、ゆっくりと周りを見ながら歩いていた。そんな時、見慣れて居るはずの風景の中に見たことが無いお店が1件ポッ…と出来ていた。
「こんな所にお店あったっけ…」
そう呟きながらも誘われる様に扉を開けた。ギィっと重たい印象を受けたもののカランカランとチャイムの鐘の音がどこか心と扉の重さを軽くさせた。少し薄暗い様に感じたのは外の日光が明るすぎたせいか、そこは暖かな光が包んでいた。