T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
その時、お婆さんの目線は美羽ではなく美羽の手のひらの中の卵にあった。
「いいかい、しっかりとお聞き?この子は"ピエドラ"と言うんだ。満月の日に力を発する。お前さんの願いを叶えてくれるよ。ただし、契約がある。私とじゃぁない。このピエドラとね。」
「…願いなんて叶うわけ…ないよ。誰も私の願いを叶えれるわけ無い。」
「私のことを疑っても良い。怪しい婆さんだろうね。でもこの子はやる気だよ?契約しても、生まれて間もなければ契約を破棄したらいい。そうしたらピエドラはまた私の所に戻ってくるから。」
話が解らない。この人は一体正気なのか…半信半疑のまま美羽は戸惑った。
「いいかい、しっかりとお聞き?この子は"ピエドラ"と言うんだ。満月の日に力を発する。お前さんの願いを叶えてくれるよ。ただし、契約がある。私とじゃぁない。このピエドラとね。」
「…願いなんて叶うわけ…ないよ。誰も私の願いを叶えれるわけ無い。」
「私のことを疑っても良い。怪しい婆さんだろうね。でもこの子はやる気だよ?契約しても、生まれて間もなければ契約を破棄したらいい。そうしたらピエドラはまた私の所に戻ってくるから。」
話が解らない。この人は一体正気なのか…半信半疑のまま美羽は戸惑った。